方言。

2004年9月3日
先日、「寂しい」のこと、秋田弁で「とぜね」って言うよ、
と日記に書きました。

そしたら読んでくださった方が、
「福岡の筑豊弁でも、寂しいことを『とぜね』って言いますよ、
北と南に離れてるのに、同じ方言だなんて、面白いですよね?」
って、レスしてくれました。

はい、面白いです。
で、北と南で同じ方言って、実はよくある現象ならしいです。

これには、「方言周圏論」という説明が有名です。
それがこれ↓

1.平安の都・京都で使われている言葉が、周囲に広がっていく。
2.その言葉の普及の波が、東北や九州に到達する頃には、
 都では別の表現が使われはじめている。
3.こうした言語の波状普及を繰り返した結果、
 同じような言葉を使う地域が、
 京都を中心とした同心円状に並ぶようになる。

・・・つまり、東北弁も九州弁も、もとをたどれば、
京の都で使われていた古い時代の標準語ということね♪

で、それがたまたま
(南北の差はあるけど)同じように京都から遠く離れていたために
言葉の流行に、一緒に乗り遅れてしまっただけらしいです(笑)

でも、もちろん、
地方独自に作り上げた方言もあったりします。

秋田弁なんか、寒くて口を動かしたくないからか知らないけど、
独特に会話が短いのなんのって。凄いですよ。
例えば↓

母:「け。」(意味=食べなさい。)
娘:「く。」(意味=食べるね。)

こんな感じです(笑)。

では、今日もおやすみなさい。
わざわざ日記の感想送ってくれた某氏、ありがとうね!

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