ミシン。

小物を作るために
ミシンを出しました。
多分、3年ぶり？ホコリがすごーい。
あまり使い勝手が良くないので(安かったからなー)
普段は完全に押入れの住人にしています。

さてさて、ちゃんと動くのかな、これ…。
(ちょっと、ペダルを踏んでみる)
・・・・・ぬお！　動いた(笑)！

よしよし、用は足りそうね。

さて、ミシンを見ると思い出す。
我が母は、
なにげに縫い物は得意でした。

小さい頃、彼女が作ってくれた小物類は
アップリケなんかもきちんと入っていて
結構見栄えがしたもんです。

小学校のとき椅子カバーについていた
チューリップとか、未だに覚えていたりするから
子供心にも、嬉しかったのかななんて思ったり。

また、我が父も、縫い物こそしませんでしたが
手がとっても器用でした。
色々彼の物作りエピソードはあるけれど、なかでも
よく覚えてるのは鉄製のサイコロ。

小さい頃、
遊ぶのにサイコロがいるーって騒いだことがあります。
私としては
サイコロキャラメル(ケースがサイコロのお菓子)
ぐらいを渡されるつもりだった。

ところが、その後
父から渡されたのは、
サイコロの目も綺麗に彫り細工になった
鉄製のサイコロ。

今でも覚えてる
「サイコロ、作ってきたよー」とニコニコする父。

そしてそれを受け取った瞬間の自分の気持ちも覚えてる↓
「お、重っ…！！　こんなもの、どうやって作ったんだ！？　
サイコロにこんなに凝る意味あんのか！？」

・・・親心が、サッパリわからなかった当時の私(笑)。

ところで、
この母この父の子でありながら、
私はっというと、
とーーーーっても手が大雑把。

そういえば、ピアノ習ってても、先生によく言われたっけ。
「あなたのピアノは、体育会系の音がする。」

・・・つまり繊細な音がしないらしい(笑)。

それでも、私、
アクセサリーや服とか、
好きなタイプのが見つからないと
チョイチョイ改造したりするのよね
（今日のミシン使いもそのため）。

そういうのを考えると
一応、彼らの血は、ちゃんと私に入っているのかも。

でも血が入っているにしては、
私、なにもかも大雑把過ぎるような…
(手だけじゃなくて性格も)。

今日の小物も、無事出来上がるものやら？
うん、まあ、いいや、
もし失敗したらミシンのせいにするもんね(笑)