集中。

2005年9月15日
レベルも次元も違う人ですが
女形の天才 坂東玉三郎さんの言葉を
最近 みうはよく思い出します

彼は、実は伝統芸能の家系の生まれでは
ないらしいんですよね

ある日見た女形に魅せられて
どうしても女形の修行をしたくて

女形の先代の、養子になることで彼は夢をかなえた
(詳しくはわからないけど
テレビで見たときそんなお話だった)

あるテレビ番組で、
そういう背景を持つ坂東さんに
インタビュアーが 声をひそめて聞いたんです

「孤独が辛かったことは、ありませんでしたか?」

・・・外部から入ってきた異色の天才に
伝統芸能の世界が温かかったはずはない

インタビュアーは
伝統芸能の裏の事情も ちと聞きたかった様子でした

その質問に 坂東さんが5秒ぐらい考えてこう答えた


「私は『女形』をやることが好きで好きで仕方がないのです。
だから、・・・・・・・・・・いいんです。」


・・・・みうはなー
割と周囲のことが気になるほうでねー

だれだれが こう言っていたよ
誰それが こんな風に言ってたよ

メールでそういうのを聞くと
パソコンの前や携帯をにぎったまま
心臓に ぶすぶすぶっさり 棒手裏剣が刺さった心地がする
(ちなみに 棒手裏剣とはこちら↓http://www.kings.ne.jp/nif/1085.html

どういうシチュエーションでそんな風に言ったのか
本当にそんなことを その人が言ったのか

もういいもん!と言いつつ
ちっとも もう良くなんかないの(笑)

玉三郎さんのその言葉は 3年ぐらい前に見た番組で
聞いたんだったと思う

そこまで好きになれるものに
出会う幸運な人も世の中にはいるんだなと

あのときの みうは 
そんな風に 思っていたのを記憶している

だからホントは今のみうは
そのときうらやんでいた「幸運な人」になっているはず
(武道にどっぷりだもん)

しあわせなはず

しあわせな

はず・・・・


うーむ(笑)

だってさー
今の「みう」といったら
気になることもある
それを気に病む弱さも ありまくりなんだ

ああ 3年も前の
玉三郎さんの言葉を 
最近しょぼんするたびに思い出す

あんなふうに言える境地に、
みうも いつか なりたいです

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