壁のぼり。

2005年10月23日
都内にロッククライミングみたいなことができる
室内施設があります

そこに昨日行ってきました。

さてビルの地下にあるその施設は
壁一面に 
様々な形の石みたいなものが埋め込まれていて

そこに手や足をひっかけながら
天井の石まで上っていくみたいです

見渡すと
何人かが 黙々と 壁と向かい合っていました

で、この壁のぼりは
スポーツとして確立しているもので、
「ボルダリング」というそうです

ただのロッククライミングと違って
プレイにはルールがあるようでした。

例えば、埋まっている石のようなものには
それぞれ印や番号がついていて、

プレイ前にある番号を指定されたら、その番号の
石だけを順番に使って天井まであがる

天井には「Fin」と書いたゴール石があり、そこに両手でぶらさがれたら、1プレイ成功。

そんでもってよく見ると
上級の番号場合「こんなん、手が届くはずが!!?」
みたいなところに、次の石があったりする

でもね 一緒に行ったクノイチの先輩は
ありえん態勢で ありえん場所にある石に
ポッと飛びつきながら

テケテケ登っていきました

・・・アナタ 猿ですか
(いや忍者ですね)

まあ 忍者の身体能力には もう驚かなくなったので
それは無視して
みうも チャレンジしてみた
一番の初級のコースね

でも初級でも難しいんですよ(←これが普通の感覚らしい)

とにかく腕が自分の体重を支えられない 
石をつかみそこねて 
床に落ちる(マットが敷いてあるからそれほど痛くないけど)

それでも2時間ほどトライしてるうち
あと一歩のところまで行けるようになった

なのに
ゴールの石が 遠すぎて届かない

うーん せつない


・・・そのとき、
ちょっと前に見た映画のワンシーンを
思い出しました

その映画はムエタイ選手の物語なんですが
少年は、何百段もある石段を駆け上るトレーニングを
課せられるんですね、

そのハードさにおののく
彼にトレーナーがこう言いました↓

「あの階段の先に、お前が欲しいものがあると思って
必死で登るんだ。」

・・・少年は、それを聞いた後、
過酷なトレーニングを
次々クリアしていきます

・・・これって みうが体操のときに 
後転ができるようになったキッカケとも通じるんですよね、

で そんな映画の言葉を思い出したので
「ゴールの石がつかめたら 幸せになれる」と
思い込んで 今度は挑みました

・・・ゴール石、つかめました。
(↑毎度のことなんですが、この結果が出やすい単純さには、自分でもホント感心しちゃう)

嬉しかったです 
どう例えたらいいかわからない達成感が満ちて

楽しかったなあ

でも 帰り道 ふと考えました

「石の先に、欲しい幸せがある」なんて思って 石を掴んだ

でも みうにとっての 
「幸せ」って具体的には何だ?



家に着くまで考えましたが、
とうとう はっきりした答えは、出ませんでした。

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