感動。

久しぶりに
人前で涙を流しました

でも　みうが泣いていることは
誰も気がつきません

その場にいた、
みんなが涙を流していたからです

今日は
イ・ヒアさんという
韓国のピアニストが私達の目の前で
ショパンの『幻想即興曲』を弾きました

その曲は
長くピアノを習っている人でも
プロでも弾きこなすのは難しい
ハイスピードな曲です

それを　彼女は

カミサマに与えられた
たった4本の指しか無い手で弾いていました

生まれつき、左手右手、両手ともに
2本の指しかない
その手で、です（実は両足も・・・お持ちで無いようでした）
http://www.at-s.com/bin/even/EVEN0030.asp?event_no_i=I264395411
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/05/19/20040519000059.html

・・・しかもそれは
「4本しかないから仕方ないよね」という
レベルの演奏ではなく

いや、これは見た人しかわからない驚きなのですが
10本の指で弾いたプロのものと遜色ない
素晴らしい演奏だったのです

彼女が曲を奏でている途中
手元がスクリーンに大写しされました

すると
彼女の4本の指が
信じられないスピードで
鍵盤を叩いていました

それを見たときは
まるで

雷に打たれたような衝撃・・・。

・・・・・・。

・・・みうは
今まで、

「人間は、どんなことでも願えばできる」と
いう言葉を聞いたりしても

「そうだ」と思う気持ちとともに

「いや、そうではない」とも

心のどこかで思っていました

だけど
今日の演奏を見て

「強い信念があれば、人間は願いを叶えられるのだ」と
いうのを確信しました

・・・実は彼女のお母さんは
生む前から、自分の子供が障害を持ってしまっていることを
知っていたそうです

だけど周囲が中絶を勧める中で
彼女は迷わず出産を決意し

そして生まれたイ・ヒアさんを見て

「思ったより障害が重いな。
でも、可愛い！！！」と
思ったそうです

それからの日々、

「人は能力を持って生まれるのではない。
人は、それぞれ何かしらの『役割』を持って
生まれてくる。」

というお母さんなりの信念のもとに
ヒアさんを支え続けているそう

・・・・ねえ、

あなたが
カミサマに与えられた『役割』は何だと思いますか

・・・みうは

ちゃんと「自分の役割」を
生ききろうと思います。